目標達成への実践で思ったこと。

1月の目標は概ね達成しました。達成できていない目標もあります。以下は目標を置いて行動することのプロコン。

プロ:目標達成に向けた行動の過程で新しく気がつくことが多く、色々な視点と新しいインサイトが生まれる

コン:逆に目標自体に固執して単にこなす気分になった時に、退屈かつ創造性後退がもたらされるリスクがある。

全く逆なことが起こることがあるのですが、その違いは自身の精神・気分の状態に左右されるようです。

結論:行動することで、創造性が生まれる。しかし行動に追われるときに、創造性は失われる。よって目的に囚われずただ行動し、そこから生まれる感覚や発見を大切にし、アウトプットしておくこと(ブログ週一度アップというアウトプットの目標が一番できてない。。。)

 

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「未来に先回りする思考法」より

 

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ミセスワタナベ、ヘッジファンドに勝利

今週の米株市場はGameStopの話題で持ちきり。

GameStop中古のゲームソフトを販売するチェーンで、ブックオフみたいな小売業。

この株がここ数日で10倍とか値上がりしてます。

CNBCやWSJという専門メディアでも話題沸騰なのです。

ロックダウンでの引きこもりやネットゲームの隆盛を受けて、この手の小売業が衰退するとみて、空売りを仕込んでいたヘッジファンドに対し、同じくロックダウンで引きこもって日々デイトレに勤しむ個人投資家たちが買い向かって、結果ヘッジファンドのショートカバーを誘発した模様。

その話題のGameStop株はこんな感じ。

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ゲームストップ株のここ数日の値動き

個人投資家たちは、RedditTwitterなどSNSの投資関連のチャット上でプロをやっつけたと自慢しているらしい。CNBCやWSJなどの専門メディアもこぞって取り上げてますが、素人怖いみたいなトーンでシニカルに報じてます。でもこの株でわずか数日でウン千万という単位で儲かってる素人が結構いるらしいです。

 

SNSに集まる個人投資家たちの株価へのインパクトはバカにならないらしく、例えば中国版テスラのNIOに関するTwitter上の呟きと、株価の関係はこんな感じ。

 

バブルですね。。といえばそれまでなんだけれど、資本主義としての当然の帰結なのです。いい意味ですが。。

バブルは資本主義の帰結なんだから、最後にババを引く覚悟を持ってリスクを取る、そういう個人投資家の皆さんを尊敬します。

最近読んだ「マネーの公理」という本からの抜粋です。

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2021年の目標

とりあえずやってみよう、とブログを始めてはみたものの、すっかり放置。年も変わって気分新たに目標を設定し、これを追いかける形で記録をつけてみます。

 

❶フィジカル目標

1 体重53kg

昨年はそれまで10年ほど到底不可能だと思えた56kgを達成。ちなみに途中からブログにアップしなくなりましたが、問題視していたお腹周りのたるみは以下の変化を遂げました。まだ弛んでます。。。。今年はもう少し絞りたいところです。

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体重60kg →56kg

 

2 トレーニング 月間バイク800km 月間ラン200km

月間TSS(トレーニングストレススコア)3200

コロナ後、WFHとなって達成できているレベルを維持。これ以上やると疲労が溜まりそうですし。。それよりもう少し考えながらやることが重要な気がします。

 

3 レース目標(参加可能であれば)

ラソン:3時間10分(自己ベスト更新)

ハーフトライアスロン:5時間25分(自己ベスト更新)

 

❷マインド目標

1 読書 年間100冊

2 映画 年間50作品

3 ブログ週一アップ

 

インプットとアウトプットの目標を立てました。せめて一年くらいは継続してみないとブログも何の役に立つのかわかりませんし。。。頑張るぞ〜

 

 

 

ルンバが家にやってきた

我が家にお掃除ロボットのルンバがやってきました。在宅勤務が長くなると家中が汚れるし、掃除機がくたびれてきたこともあり、Amazonで購入。日本にいる家内が同じく掃除機がくたびれてダイソンを買うと宣言してたので、こっちはお掃除ロボットにしてみよう、ということになりました。お掃除ロボットにはこの分野の先駆けであるiRobot社のルンバ以外にも色々追随メーカーが出してありますが、本家iRobot社のルンバは地雷除去テクノロジーを使っていると聞き、男心をくすぐられ、ルンバにしました。ルンバと言ってもピンから切りまであるのですが、以下の点を差別化要因として考えてi7という機種を選択。お値段ちょっと高めですが。。

 

1. コードを吸い込んで絡まっても、認識して逆回転して吐き出す特許機能がある(一回試しましたが吐き出す気配がないので怖くなって止めましたが・・)

2.家の地図上(お掃除して家の形状を学習し作成してくれる)で、侵入禁止エリアを指定できる

3.吸引力が強めである

4.ダストボックスが水洗いできる

5.あまり掃除せず、モノも散乱している状態でどの程度できるのか、頭良さそうなのを試してみたかった

 

概ね満足です。

WFH環境のためにLAN用のちっこいハブとか床に放置したまま掃除してみたら、上に覆いかぶさってしゃぶり尽くすような動きをして、電話コードを引っこ抜いたり、ちょっと獰猛な一面もありますが、さらっと家中全面的に綺麗にしてくれます。お掃除好きレベルによって感じ方は違うと思いますが、どちらかというとズボラ、お掃除は適当、それ以外のことに時間を割きがちなタイプの人間であれば、満足のいく代物だと思います。1、2回走らせれば、家全体の部屋の形状を概ね覚えてスマホアプリ上に地図を作成し、その地図の上で自分で好きに線引きしエリアを分けることができます。その上でエリア内の放置物をチョイチョイとエリア外に動かしておいて、そのエリア内だけを掃除させたり、ズボラな僕でも苦になりません。その意味では 想像以上にズボラユーザーフレンドリーにデザインされているなという印象です。

5年くらい動いてくれれば、消耗品交換も考えると月間10ドルくらいのコストでしょうか。毎日時間を使わずに掃除できることを考えると悪くない支出です。5年間働けば、ですけど。

 

 

 

お腹の皮下脂肪を減らすプロジェクト(1ヶ月の結果)

コロナ在宅勤務期間、腹回り皮下脂肪削減プロジェクト(5月結果)

 

① 体重 59.5kg → 58kg (▲1.5kg)

②お腹まわり ベルト穴半個分くらい減少(メジャーがないので、ズボンとベルトの感覚のみ。1cmも縮んでない印象。)

③エクササイズ内容 ランニング 245.8km 12,458kcal  自転車 911.3km 16,935kcal = 合計消費カロリー39,391 kcal

④見た目

(before)                          

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(After)

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脂肪1kgを燃やすのに約7200kcal。理論的には5.5kg痩せるはずですが、体重は1.5kgの減少。問題のお腹まわりの皮下脂肪はベルト穴感覚からしても大してスッキリしてません。見た目に至ってはほとんど変わってません。。。。まあ普通に飲んで食ってしてましたけど。。それも運動した分だけ多くなったり。。。

お腹まわり脂肪、手強し。もっと科学的で頭を使ったアプローチが必要だと思われます。というわけで、6月は摂取カロリーと3大栄養素管理も導入して実験を続けます。

遅まきながらZWIFT

一般的に、ZWIFTがさあ、と友人に話しかけて、ああアレね、コロナだしなあ、というリアクションはほぼ期待できません。ところが自転車仲間となると、え、まだやってないの!?というくらい、おそらく特にロードバイクに乗っている愛好家の間ではすっかりデファクトスタンダードとなったZWIFT。ご多分に漏れず、コロナによる外出制限が始まると私もすぐ加入しました。

ZWIFTとはなにか?ズバリ「月額サブスクライブ制のオンライン自転車ゲーム」です。世界中の自転車乗りたちが、このオンライン上でいろいろなレースをやったり、自転車ツアーに参加して、お互い「イイね!」したり、乗りながらチャットしてる人たちもいます。そもそもゲームなので、家の中でやるわけですが、一般的には「何故家の中で自転車が漕げるのだ?」というところから疑問が湧いてきます。家の中で自転車が漕げたとして、「何故わざわざ家の中で漕ぐのだ!?」と疑問は尽きず、最後は「物好きだなー」という結論に落ち着いたりします。うちの親のリアクションがそうでしたから。数々の疑問をすっ飛ばして、ZWIFTをやるメリットは私的には次の通りです。

家の中で自転車のトレーニングが本格的に、かつ退屈せずできる。

集団で走る自転車レースの楽しみと苦しみが味わえる。特に私の場合、趣味のトライアスロンでは自転車を集団で乗ることはありません。(競技上、集団で走ったらペナルティが課せられます)一方自転車レースは集団で走れます。なにが違うんだ、というリアクションが大勢だと思われますが、ここに実は深くて大きな違いがあります。

③外出禁止じゃなくても、雨が降ろうが雪が降ろうが台風だろうが自転車に乗れる(乗った気になれる?)

④オンラインゲームなので違う場所で生活してる自転車好きの友達と一緒に走れる。

というわけで、4月からはじめたZWIFT、1ヶ月半くらいになりましたが、走行距離1,174kmで消費カロリーはピザ71枚分となってます。飽きずにできてます。

さて、ZWIFTの月額料金は14.99米ドル。WIKIによると2018年時点、会員数は世界で55万人を超えているそうです。有料化によりビジネスとして立ち上げたのが2015年なので、わずか3年で手数料だけで売り上げが100億円超えということになります。単にゲームというだけではなく、ヘルスビジネスとしてみても今後の拡張性と成長が期待できるのではないかと思われます。そもそもの成り立ちは自転車好きの実業家であるERIC MINさんが、新たなテクノロジーベースのベンチャーを立ちあげようと考え、自分の好きなこと、詳しいことに立ち返り「インドアトレーニングが退屈である」ということと、自転車の魅力である「仲間と乗る」ことができない、という2つの不満(課題)をテクノロジーで解決できないかと考えたことだそうです。それでインドアトレーニングをビデオゲーム化してるような人間がいないかググって、後に共同経営者となるJon Mayfieldさんを見つけ出し、コンタクトし、プラットフォーム化に結びつけたとのことです。(詳しくはEric Minインタビュー記事 https://zwift.com/news/99-ceo-eric-min-shares-his-story ご参照)インドアトレーニングをやっている自転車乗りにとってこの不満や課題は誰しもが感じているところ。優秀なビジネスマンはこれに対する解決策のデザイン力と行動力を持ってるものなのですね。

 

トラブル&イレギュラー

仕事でイレギュラーなことやトラブル発生時、やだなーとか、気が重くなったりしますよね。でも、個人的にはトラブルとかイレギュラーなことが意外と好きだったりします。人は保守的になりがちな気がしますが、時に保守的で変わらない日々がとても嫌いだという人がいます。私は変わらない日常だとついついいろんなことを怠けてサボるという最低な性格なので、むしろ問題が発生したり、新しいことに取り組むときは脳みそが回転し始めて、ちょっと快感です。もっともそのおかげでいろんな人に謝ったり、説得したりするのは面倒で骨はおれますが。。

今までにない状況に陥ることは確かにストレスなのですが、そこから目を背けずに対処法を考え始めると、脳と心が運動を始めて快感になってくる、これは肉体についてもいえるような気がします。トレーニングを始めるまでは億劫だったりするんですが、始めると筋肉が悲鳴をあげながらも躍動する感覚が楽しくなります。

なんでもとりあえず対処してみる、やってみる、ってことが心と体の健康には一番いいのではないかと思います。

あと、それでやっぱり辛ければ、まあすぐ諦めてやめてもいいや、って思うことは大切ですね。ここの耐性はおそらく人それぞれで、その耐性が強い人、意志の強い人が、結果偉人になってるんだと思います。私は違いますが。。。。ダメなら放り出します。でもまあいいじゃないですか。偉い人にはなれなくても、退屈な脳みそと肉体でいるよりは気分よく過ごせます。